Claude Codeがすごいらしいので試してみたい。でもTerminalを開いた瞬間に少し緊張する。この記事では本当に基本のところから進めます。30分でインストールし、最初の会話を試し、CLAUDE.mdまで設定します。エンジニアである必要はありませんが、Terminalを開いてみる気持ちは必要です。
バージョンについて少し補足します。Anthropicは2026年4月16日に、Claude Codeの Opus 4.7 ベストプラクティスを公開しています。ただし実際に自分のアカウントで見えるモデルは、Claude Code内蔵の/model表示を基準にしてください。
ステップ1:環境を準備する
Node.jsをインストールする
Claude CodeにはNode.js 18以上が必要です。すでに入っている場合は、この部分は飛ばして大丈夫です。
まだ入っていない場合、私はnvm(Node Version Manager)で管理する方法をおすすめします。
# macOS / Linux
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.0/install.sh | bash
# Terminalを再起動した後
nvm install 18
nvm use 18
インストール後にnode -vを実行し、v18.x.x以上が表示されればOKです。
Claude Codeをインストールする
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
完了したら、claude --versionを入力してインストールできたか確認します。

ステップ2:最初の会話を試す
任意のフォルダでTerminalを開き、次を入力します。
claude
初回はログイン手順が表示されます。案内に従ってAnthropicアカウントの認証を完了してください。
ログインできると、対話式の画面が表示されます。試しにこう入力してみます。
このフォルダの中にあるファイルを見せて
Claude Codeはlsなどのコマンドで現在のディレクトリを確認し、結果を教えてくれます。
これがClaude Codeの基本的なやり取りです。自然言語でやりたいことを伝えると、適切なツールを選んで実行します。


ステップ3:基本コマンドを知る
Claude Codeの会話では、よく使うスラッシュコマンドがいくつかあります。
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/help | 使えるコマンド一覧を見る |
/clear | 現在の会話履歴を消す |
/compact | 会話履歴を圧縮し、contextを空ける |
/cost | 現在のtoken使用量を見る |
一番よく使うのは/compactです。会話が長くなりすぎるとcontext windowがいっぱいになります。/compactを実行して重要度の低い履歴を圧縮すると、そのまま作業を続けられます。
Terminalから直接、非対話モードで使うこともできます。
claude "README.md の誤字を修正して"
この場合は処理が終わると終了し、対話画面には入りません。シェルスクリプトに組み込んで使うのに向いています。

ステップ4:CLAUDE.mdを設定する
ここが、Claude Codeを「汎用AI」から「自分用AI」に変える重要なポイントです。
プロジェクトのルートにCLAUDE.mdファイルを作ります。
touch CLAUDE.md
開いたら、最初のルールを書きます。初心者なら、まずこの3項目で十分です。
# CLAUDE.md

## プロジェクト概要
Next.jsで作った個人ブログです。

## コードスタイル
- TypeScriptを使う
- functional componentを優先する
- 変数名はcamelCaseにする

## 禁止事項
- 既存ファイルを削除しない
- git pushを実行しない
保存すると、次回Claude Codeを起動したときに自動でこのファイルを読み込みます。会話するときにも、これらのルールを覚えていてくれます。
CLAUDE.mdは最初の10行から、少しずつ大きな構成に育てられます。ただ、始まりはこれくらい簡単で大丈夫です。Claude Codeが望まない動きをしたら、そのたびにCLAUDE.mdへルールを1つ追加します。
応用:階層ごとの設定
CLAUDE.mdは複数の階層に置けます。
- プロジェクトルートのCLAUDE.md:プロジェクト全体のルール
~/.claude/配下の設定:すべてのプロジェクトで共有する好み
初心者のうちは、まずプロジェクトルートのものだけ見れば十分です。他の設定は必要になってから足しましょう。
ステップ5:簡単な自動化を1つ作る
インストールできて、会話できて、CLAUDE.mdも設定できたら、少しだけ応用してみます。Claude Codeに1つ作業を自動化してもらいましょう。
たとえば毎日「プロジェクトを開く、git pullを実行する、新しいissueがあるか見る」必要があるとします。簡単なシェルスクリプトを書けます。
#!/bin/bash
cd /path/to/your/project
git pull
claude "未解決のGitHub issueを最新3件挙げて、一文で要約して"
morning-check.shとして保存し、実行権限を付けます。
chmod +x morning-check.sh
毎朝./morning-check.shを実行すれば、これが最初のClaude Code自動化です。
とても簡単ですが、この考え方はそのまま積み上げられます。スケジュール実行、hooks、MCPは、すべてこの土台から広がっていきます。

よくある質問
会話が長くなりすぎたらどうしますか?
/compactを実行します。古い会話履歴を圧縮し、重要な点を残しながらcontext windowの空きを作ってくれます。
私の実用上の習慣は、15〜20分作業するたびに一度compactすることです。contextが気づかないうちにいっぱいになるのを防げます。
Claude Codeが間違えたらどうしますか?
Ctrl+Cで現在の操作を中断します。Claude Codeは、ファイル書き込みやコマンド実行のようなリスクのある操作をする前に確認を求めます。確認画面が出たら、何をしようとしているのかをよく読んでからEnterを押してください。
すでにファイルが壊れてしまった場合は、git checkout -- filenameやgit stashで戻します。だからこそ、Claude Codeを使う前にプロジェクトをgit管理しておくのをおすすめします。
特定のファイルを読ませるには?
会話の中でそのまま伝えます。
src/config.ts の中身を読んで
内蔵のファイル読み取りツールでそのファイルを開いてくれます。相対パスでも絶対パスでも指定できます。
コマンドが長時間反応しない場合は?
APIの返答待ちかもしれません。Claude Codeの速度はAPIの応答速度と選んだモデルに左右されます。最新のOpusはたいてい遅めですが、推論品質は最も高いです。Sonnetは今でも日常作業の主力で、かなり速く動きます。詳しいOpus / Sonnet比較はClaude Opus vs Sonnet比較にまとめています。
本当に止まっている場合は、Ctrl+Cで中断してからもう一度入力します。
次のステップ
上の5ステップを押さえたら、次を試せます。
- hooks:特定のイベントで独自アクションを動かす
- MCP:外部ツールやAPIにつなぐ
- スケジュール実行:Claude Codeに定期的な作業をさせる
これらの応用機能はClaude Code完全ガイドで詳しく説明しています。
小企鵝の経験
私のCLAUDE.mdは、最初に書いた3つのルールから始まり、今では階層化された複数ファイル構成まで育ちました。大事なのは「つまずくたびに1つ足す」ことです。最初の版は、シンプルであればあるほど良いです。3か月後には、自分専用のAI操作マニュアルができています。このマニュアルこそ、Claude Codeが他のツールと差をつける部分です。
/compactは最も過小評価されているコマンドです。contextが知らないうちにいっぱいになるのは、Claude Codeで最もよくある詰まり方です。一定時間ごとにcompactする習慣ができると、sessionをかなり長く開いたまま作業できます。初心者は、claude "..."で直接非対話モードを実行できることもよく忘れます。この使い方は、cronと組み合わせるだけで一番簡単な自動化の入口になります。
OpenClawのマルチエージェントシステムの出発点もCLAUDE.mdです。ルールを1つずつ足していくと、個人用AIアシスタントが少しずつマルチエージェントワークフローへ育ちます。初心者が最初からそこまで考える必要はありませんが、このツールの上限がかなり高いことは知っておいて損はありません。
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— Penchan